久々のブログです。こんにちは。 今日は労働者マインドと経営者マインドについてのお話をしたいと思います。
あなたは「労働者マインド」「経営者マインド」どちらですか?
多くの人はこの「労働者マインド」を持ったまま育ってきた人が多いのではないかと思います。
もしあなたがフリーランスや経営者として頑張りたいな、と思ったとしても「労働者マインド」のままだったら うまくいかないことも多いかもしれません。
今回は労働者マインドと経営者マインドについてご紹介していきます。
労働者マインドって何?
まずは労働者マインドを持っている人の特徴から説明しますね。
- 労働した時間に対しての「対価」を得ている又はそういうものだと思っている
- 絶対にリスクは避けたい。安定志向
- 仕事というのは自分が頑張って働くことだ
これを読んで、「そうだよね」「当たり前のことが書いてあるじゃん」と思ったあなたは「労働者マインド」だと言えるでしょう。
労働した時間に対して「対価」を得ている又はそういうものだと思っている
「朝の9時から夜の7時まで働いて10,000円を稼ぎました 」こういうことですよね。
そうです。働くとその時間分の給料をもらい、体調不良などで仕事を休めば給料が入ってこない。これが労働者であり、そういう働き方をしたい人は「労働者マインド」だといえますね。
ということはアルバイトや派遣労働者のことを「労働者マインド」と言うのかな?
いいえ、違います。アルバイト、日雇い労働者、派遣社員だけの話ではないんです。
会社員も同じですよ。日給でなかったとしても「月に〇日働いて月収〇〇万円」という風に労働に対して対価をもらってますよね。
これも労働者であり、労働者としての働き方で満足しているのであれば「労働者マインド」である、と言えると思います。
リスクよりも安定を求める
労働者マインドの人は「リスク」よりも「安定」を求める傾向にあると思います。
雇用されている従業員であれば、その日その時間稼働すれば、成果に関わらず給料を得ることができますよね。
「こんな働き方が安定していて好きだ!」と思う方「リスクのある働き方は不安でしかない」と思う方は労働者マインドですね。
仕事というのは自分が頑張って働くことだ
「仕事というのは自分が汗水たらして働くことだ」そりゃそうだ、と思いますか?それとも「自分が働くことだけが仕事ではないよね」って思いますか?
前者の考えに近い場合は「労働者マインド」の人だと言えるでしょう。
人は労働者マインドを植え付けられてきた
恐らく、いまフリーランスや個人事業主をやっている、という人も含めて「労働者マインド」の人って多いと思うんですよね。
ほとんどの場合、両親も労働者、兄弟も親戚も労働者、学校の先生も労働者…と労働者に囲まれて育っているからです。
そして、子供のころから「テストで90点以上取ったらお小遣いをアップしてあげるよ」「お部屋の掃除をしたらお菓子食べていいよ」などと言われてきた人が多いと思います。
これって「何かの労働に対して対価を払います」ということなんですね。
自分がいいことをしたらご褒美がもらえる
悪いことをしたら罰を与えられる
という労働者マインドを教えられてきているんです。
それから「いい大学に入りなさい」「いい企業に入りなさい」と両親から言われて育った人も少なくないのではないですか?
いい大学に入って、いい会社に入って、終身雇用で毎月給料をもらい、結婚して子供を育てて。平凡だけどこんな生活が一番幸せ
と教えられてはいませんでしたか?
知らず知らずのうちに労働者マインドを植え付けられてしまっているわけですね。
労働者マインドではダメなの?
労働者マインドの何がダメなの?毎月の給料が高い会社や仕事もあるよね。高給もらっているなら安定しているに越したことがないじゃない!
こんな風に思った人もいるかもしれませんね。
確かに高収入の労働者もいます。年収3000万以上の高収入で高級な家や車を持ち、幸せに暮らしている人もいらっしゃると思います。
その安定も働けなくなったら終わり
ですが、労働者は自分が労働した時間に対する対価しかもらえません。
もし万が一病気やケガで働けなくなったら…? お金は1円も入ってこなくなりますよね。
今回の新型コロナの影響でも「仕事がなくなった人」って多いのではないでしょうか。
一昔前は終身雇用が当たり前でしたら、今の時代は「終身雇用」はほぼ崩壊しています。
若い時は重宝されたとしても、40歳50歳…と年齢を重ねるごとに「お荷物扱い」になってしまったら?
労働者って安定しているようで、実はものすごく不安定なんですよね。
どんなに頑張っても自分一人の働き分しか稼げない
例えば、100個のおにぎりを売ったら1万円の給料をもらえる、という人がいるとします。
この人は毎日毎日100個のおにぎりを売っているので毎日1万円稼いでいます。
「今日はお客さんが多いので残業して頑張ろう!」といつもより頑張って働いたので今日は200個売って2万円稼ぐことができました。
さて、この人は1日に10万稼ぐことができるようになるでしょうか。
自分の身体は一つですよね。長時間働くにも限界があります。
頑張って少額増やすことはできるでしょうが、1万円を10万円にしたり20万円にしたり100万円にしたり・・・というのは労働者マインドを持って働き続けている限り難しいのです。
経営者マインドって何?
さて、では一体経営者マインドとはどのようなものでしょうか。経営者マインドとは以下のようなものです。
- 価値を提供するための仕組みを作ってお金を稼ぐ
- リスクを取ることも必要だ
- 自分だけではなくて他人の力も活用していく
価値を提供するための仕組みを作ってお金を稼ぐ
労働者マインドの人は「自分が労働した時間に対しての対価をもらう」だったのに対して経営者マインドの人は「価値を提供するための仕組みを作ってお金を稼ぐ」
これってどういうことだと思いますか?
例えば先ほどのおにぎりを売る話ですと、労働者マインドの人は自分がおにぎりを売ってその労働した時間や販売した数に応じて給料をもらってましたよね。
経営者マインドの人はどうするか。
おにぎりをおにぎりを100個売って9,000円でいいよ、という人を10人みつけます。
100個売れたら1万円でしたので、働いてくれている人は9,000円、経営者に1,000円入るわけですよね。
「Aさんはここ」「Bさんはここ」という風に それぞれに販売エリアを設けて競合同士が戦わなくてもいい環境を作りました。
10人が100個ずつ売ってくれたとしたら…
経営者は自分でおにぎりを売らなくても10,000円が手に入りましたよね。
もしかしたらエリア制にしたため、競合がいなくなり売りやすくなっているかもしれないですよね。
1日120個ずつ売れるようになっていたら、働く人も沢山売れてハッピーだし、経営者も沢山稼げるようになります。
また、10人のところを100人集めれば経営者は1日10万円を稼ぐことができるようになります。
このように「売れるしくみ」「稼げる仕組み」など価値のある仕組みを作っていくことで、お金を稼ぐことができるのが経営者であり、こういった考え方ができる人は「経営者マインドを持っている人」ということになります。
場合によってはリスクも必要
労働者マインドの持ち主は、働くことで確実に給料をもらっていましたが、経営者には「確実」なことはありません。
仕組みを作っていく中で失敗するかもしれない、思ったように収入を得ることができないかもしれない…
だけど、リスクがあるのを承知で、仕組みを作り価値を提供しようろ考えるのが経営者マインドの人です。
自分だけではなくて他人の力も活用していく
先ほどのおにぎりの例でもわかるように、自分だけではなく、他人の力を借り、活用しながら仕組みを大きくしていくことができるのも経営者マインドの持ち主だと思います。
リスクがあるかもしれないが、価値のある仕組みを構築して「大きく稼ぎたい」「より沢山の人に喜んでもらいたい」というようなマインドが 「経営者マインド」ですね。
経営者マインドはなぜいいの?
経営者マインドはなぜいいの?確かに自分が働かなくても仕組みを作れば稼ぐことはできるけど、リスクもあるのよね?失敗したときのリスクを考えたら、不安も大きいわ。
確かにそう思う人もいるかもしれません。
ですが「沢山稼ぎたい」「沢山自由な時間を作りたい」と思うのであれば経営者マインドを培う必要があると思います。
労働者マインドの人はおにぎりを売って1日10,000円を毎日稼ぐことしかできませんが、経営者マインドがあれば、1日で100万、500万と稼げる仕組みをつくることだってできるんです。
また、自分が体調が悪くなって仕事ができなくなっても、仕組みがある限りはお金が入ってきます。自分の自由に休みを取ることだってできますよね。
まとめ
いかがでしたか? 今回は労働者マインドと経営者マインドについてお伝えしました。
それぞれの違いはご理解いただけましたか?
次は「フリーランスが経営者マインドを持つこと」について、や私自身のマインドについて お話させていただければと思います。
では次回をお楽しみに^^